オドルライフ

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【上達論】好きという感情は最高のモチベーター【先生選びの落とし穴】

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好きという感情があれば本当に上達は早いです。

でもそれだと記事が終わってしまうので、一緒に本当に今好きかどうかを考えていきましょう。

 

 

 

先生の踊り、本当に好きですか?

好きじゃなかったら習ってねーよ!って言われる方が100%だと思います。

でもこう聞かれたらどうでしょう。

 

先生がレッスンで教えてくれる踊り、本当に好きですか?

ここで少し躊躇する方も出てくるんじゃないでしょうか。

時間が経過すれば踊りも進化する

自分が好きになった時のままでいる先生はいません。
日々みんな進化を模索しています。

しかし、その進化がすべてのフォロワーにとって嬉しい方向とは限らない。

 

距離を置くべき時の見極めも大切

好きじゃなくなってきているのに習い続ける…

そうするとどうなると思いますか?

分からなくなります、自分の好きが。

 

自分の進化をだれかに委ねてはいけない

自分で「これが好き!」と決めたものでなく、
他人が「これが好き!」と決めたものに、納得せずに乗っかっていると、
自分の好きが分からなくなる日がきます。

いつしか踊りが好きじゃなくなる日がくる

自分の好きって気持ちはすべての源泉です。
自分の好きがぼやけてくると、継続モチベーションは他にとって代わります。
例えば…

・身体を動かすことの楽しさ
・先生、生徒同士の精神的なつながり
・自分の居場所がある安心感
・努力し続けていることに対する安心感

でもコレはすべて他でも代替可能。

最終的に「ダンスでなりたい自分になる!」がどこか行ってるんですね。

 

ダンスで自己実現し続けるために

自分の好きは常に磨き上げておきましょう。
先生の踊りと自分のアンテナが交わらなくなった時は、無理にレッスンを受けなくてもいいです。

もちろん、先生との関係を切ることを推奨している訳ではありません。
自分の価値観を他人に委ねすぎるな、ということです。

常に自分の価値観を磨き上げていて、
その上で先生から何か盗みたい、というのは全くもって問題ありません。

 

番外:ダンスバトルを見て先生を決めるのはリスクがある

ダンスバトルでかかる音楽は自身で決められませんよね。
DJがかけてくれる音楽に対し、その時の自分の感性・経験・ひらめきから踊ると思います。 

なので、先生自身もその音楽に対して、その時のフィーリングで踊っているので、普段からその踊りをしているとは限りません。

それでバトルのダンスを期待してレッスンにいくと「ん?違うなぁ」と思ってしまうこともあるでしょう。教えてほしいことと違ったりするかもしれません。
そんな時は一歩立ち止まって考えてみるのが良いと思います。